TOP最小発育阻止濃度(MIC)測定試験濃度設定の方法を教えてください。
最終更新日 : 2020/07/21

濃度設定の方法を教えてください。

MIC試験で多くご依頼を頂くケースでは、日本化学療法学会の試験法に基づき、ある最高濃度から2倍希釈系列を全部で10段階調製し、各濃度での試験菌の発育有無を評価します。 (例:3%が最高濃度の場合、3%、1.5%、0.75%、・・・、0.0059%の10段階です。)
したがって、検体の効力をある程度予測していただき(弊社では予測する術がございません)、最高濃度を決めていただく必要がございます。
最高濃度の設定は、検体が液体の場合、その原液の10%以下から可能です。検体が固体の場合、検体を溶解させた液の10%以下から可能です。

なお、原則には反しますが、10%以上の最高濃度で試験実施してみることは可能です。
ただし、下記の点について事前にご了承ください。

・場合によっては試験が成立せず(検体を含まないコントロールでの発育が良好ではない)、高い濃度での試験結果を判定できない可能性があります。
・原則には反しておりますので、第三者へ試験結果を開示するときなど、試験方法の妥当性を指摘される可能性がございます。